こんにちは、Ablaze代表のしゃねこです。
この記事では私がAblazeを設立した理由や、将来の目標についてお話したいと思います。
その中で最近よく寄せられる疑問である以下の3点にも回答して行けるような形にしたいと思っています。
私の思い出も語ってしまうのでとても長文の記事ですが,最後まで読んでいただけたら嬉しく思います.
《回答していきたい疑問の例》
- 「学生」団体なのに開発は続くのか。
- 個人情報を集め、悪用しないのか。
- もし企業から買収に関してのオファーが来たらどうするのか.Ablazeを売却しないか.
私も第三者という立場であったら,確かにこの辺りは気になることだと思います.
それでは行きましょう!!
Ablazeを創設した理由・背景
皆さんは2020年の新型コロナウイルスを覚えていらっしゃいますか.また,何をされていましたか.私は当時中学1年生でした.2020年1月から新型ウイルスがはやり始め,2月には球に感染が広まり,「ロックダウン」や「3密」という言葉がはやり始めていた中,学校が休校になったことを覚えています.修了式なども行えずあの日急に「今日で1年生終わりです」と言われ急に学校が終わったのはなかなかショックでした….話がそれましたね
さて,そんな中暇であった私はなんとなく友達とつながっていたTwitterを本格的に使ってみることにしました.いろいろな人と出会い,コロナで外に出れなくても毎日本当に楽しかったです.当時私はC#というプログラミング言語を学んでいました.私のGitHubにも上がっていますが,学校の定期考査の平均点・自分の結果から偏差値がわかる!という TestCalc というソフトウェアや, StickyMemo という,画面上に常駐できる付箋メモなどを作っていました.
そんななか,「Atomをメインで使う人」(現在: ライさん(code_raisan)) と出会いました.正直最初彼と会ったときは技術がすごかったこと,雰囲気が大変落ち着いていたことから大人の方かと思っていたところまさかの同じ愛知県に住む同じ学年の人とのことで…大変驚きました.
初めての会話です(らいは昔ツイートを消してしまったので私の分しかありませんが…):

すぐに仲良くなり,一番話す存在となっていました. また,当時Linuxをカスタマイズして配布する,というものが学生デベロッパーの間ではやっていました.私もやってみたい!でも,一人じゃ寂しいしいろいろ大変….
そんな思いを解消して「みんなでLinuxや様々なプロダクトを作りたい!オリジナリティあふれるものを開発して,ありきたりではないものを生み出したい.誰もが便利と思えるようなものを作りたい.」という思いから,2020年4月24日にAblazeが作られました.(らい,そして大切なメンバーは当時からいままでずっといます.今でも本当に大切で大好きな親友です.)
あまり公にしたことはありませんし,Ablazeメンバーでも知らない人はいると思いますが,設立当時はAWIC(: All World Is Connecting)という名前でしたが英文法的に自信がなかったのと(今みても面白いほどに文法的におかしいですね),名前がなんだかパッとしなかったので…笑 一応約1か月後(5/14)に変わったみたいです.
当時私はnekoLinuxというものを開発していました.本当に懐かしいものです.


Q. 「個人情報を集め、悪用しないのか。」
この世をよりよくしたいという純粋な思いの中で開発・運営してきています.それゆえ,ユーザーの皆様の大切な情報を無断で収取し,悪用することなどは絶対にありえません.実際その姿勢は「オープンソース」という形によく表れているはずです.
このように当時から私,いや, 私たちは今までの4.5年間,ただただ純粋な気持ちで活動してきています.
もちろんトラブルもありました.Ablaze自体も本当にいろいろと過去に経験してきました.辛かったことも多くありました.でも,一度もAblazeから離れたい,と思ったことはありません.余談ではありますが,「私」を取り巻く環境も色々ありました.家庭崩壊であったり失恋であったり…計り知れないほどつらかったこともありました. そんな中でもメンバーのみんなが励ましてくれたから頑張れたということも何回もありました.仲間とは本当に宝物です.
今後のAblazeについて
これを書いている私は現在高校3年生です.志望大学に合格するため,毎日毎日勉強しています.正直本当に疲れています.毎日勉強していて辛いし,大好きな恋人とも会えないし,やりたいこともできない.バイトもまたやりたい.いろいろなものを抑えて毎日を過ごしています
が,あと半年…(で終わらせたいですね)さえ我慢すれば高校では我慢してきたプログラミングもできるし,中学生のころからあこがれていた大学で情報という学問を好きなだけ学べる.高校生の今忙しくて全くできなかったプログラミングだって好きなほどできる.友達とサイクリングに行ったりして遊べる.やりたいことは本当にたくさんあります.やりたいことしかありません.それゆえにAblazeでやりたいことなど山ほどあります.私が開発したいものも,思いつくたびメモアプリにすべてメモしています.
さて,そんな思いの中で疑問に答えます.
Q. 「学生」団体なのに開発は続くのか。
正直「学生」であることを懸念される方がいらっしゃるのは知っています.が,例えばFloorpならメイン開発者はもう大学生ですし,私たちの代の受験が終わる来年度から大学生になるメンバーも増えるため「学生」とはいえども中高生が主体とは言えなくなってきます.今までもさほど見られませんでしたが,試験などで開発が停滞したり中止になることはかなり減るでしょう.もしそのような事態になっても今までのようにメンバーの誰かが代わりに開発するか,オープンソースプロジェクトの最大の強み (ソースコードが公開されている) から,だれかまた別の人が開発を続けてくれると思います.
もう成人をしているメンバーがほとんどです.思慮判別が十分つく年齢です. 親が自分の産んだ子を大切に育てるように,自分が生み出したプロジェクト(子)は全員が大切にしていますし,だれよりも愛を持っています.同時に誇りも持っているでしょう.そんなプロジェクトたちです.軽はずみな気持ちで開発の中止をしたりすることはあり得ません.少なくとも私が大学に入学して大学院を卒業するまでのこれから6年間は引き続き私が責任をもって運営いたします (有言実行したら私は10年このサークルを運営したこととなります). Ablazeと直接関連付けるかはわかりませんが私自身起業するつもりでいます.(正直,起業に関してはいつまで続けるかはわかりませんが…)
Q. もし企業から買収に関してのオファーが来たらどうするのか.Ablazeを売却しないか.
ここまで話してきたように私はこの組織の代表として誇りを持っていますし,ここで過ごしてきた日々が本当に宝物です.綺麗事ではなく本心からそう思っています.そして,ここで過ごしてくれたメンバーがたくさんいること,私を含め多くのメンバーにとって憩いの場となっていること.トラブルが起きながらも,これまで長く経営してこれたこと.
とにかく数えきれないほどたくさん思い出があるのです.みんなの大切な居場所となれているのです.そんな私からしても大切で最高の居場所を何処の馬の骨かも知れないような人に売ったりするわけがありません.どう考えても,お金より大事なものなのです.
総括
最後まで読んでくださった方,本当にありがとうございます.
これまで書いてきたように,私はいろいろな思いをAblazeに対して抱いています.まだまだ未熟なところもたくさんあります.しかし,これからもAblazeは成長し続けるでしょう.その中でトラブルも起きるかもしれないし,今よりも大変なことも増えたり,忙しくなるでしょう.ですが,よほどの理由がない限りはこれからもずっとAblazeはずっと私が運営をし続けます.これからも純粋なAblazeであるため,そして “明るいミライ” を実現するために.
